はじめに主催者側を代表して平澤会長が「まだ観光客も多く、農産物を出荷する追い込み時期になっており、安全運転が不可欠。こうした中、今月2日に富良野市内で3人が亡くなる残念な事故があった。きょう、二度とこのような悲惨な事故が起きないよう、誓いの場にしたい。自然災害は防ぐことはできないが、交通事故はお互いにそれぞれの立場を守れば絶対に防ぐことができる。もう一度原点に戻って交通安全に取り組み、お互いに声を掛け合うなどその輪をさらに大きくしていきたい」などと改めて参加した市民に訴えた。
この後、平澤会長が長年にわたり富良野小学校付近の市道交差点で、登下校時の児童生徒に温かい声かけや見守り活動を行っている西川泰江さんに感謝状を贈呈。続いて交通安全標語コンクールの表彰を行い、富良野高校2年の菅原千聖さんに最優秀賞、同3年の福士健太さんと工藤有紗さんに優秀賞の賞状をそれぞれ授与した。この後、能登芳昭市長(石井隆副市長代理)、久保義則・富良野警察署署長、北猛俊・市議会議長がそれぞれの立場で交通事故撲滅に向けた交通安全を訴えた。
続いて、富良野警察署の森谷昭英交通課長が「自分の命は自分で守る」をテーマに基調講演を行った。同課長は「富良野地域は札幌、帯広、旭川の中間地点にあり非常に危険な地域。運転手は疲れており、前方を余り見ていないと疑うことが必要。自分が運転する時は仕事以上に真剣にハンドルを握り、体調管理をしっかりと行ってほしい。また、これからは夕暮れが早くなるため日中でもライトを点けるなど、自分の命は自分で守るようにしてほしい」などと訴えた。
また、扇山小学校教頭の沢田重和さんと新富良野プリンスホテル管理マネージャー補佐の白井宣行さんが、それぞれの職場で交通安全に取り組んでいる事例発表を紹介した。なお、「ななかまど」など5絵手紙サークルの愛好者41人が、秋の全国交通安全運動に合わせて市民に安全運転など事故防止を訴えた作品71点を今月30日まで文化会館で展示する。
この後、平澤会長が長年にわたり富良野小学校付近の市道交差点で、登下校時の児童生徒に温かい声かけや見守り活動を行っている西川泰江さんに感謝状を贈呈。続いて交通安全標語コンクールの表彰を行い、富良野高校2年の菅原千聖さんに最優秀賞、同3年の福士健太さんと工藤有紗さんに優秀賞の賞状をそれぞれ授与した。この後、能登芳昭市長(石井隆副市長代理)、久保義則・富良野警察署署長、北猛俊・市議会議長がそれぞれの立場で交通事故撲滅に向けた交通安全を訴えた。
続いて、富良野警察署の森谷昭英交通課長が「自分の命は自分で守る」をテーマに基調講演を行った。同課長は「富良野地域は札幌、帯広、旭川の中間地点にあり非常に危険な地域。運転手は疲れており、前方を余り見ていないと疑うことが必要。自分が運転する時は仕事以上に真剣にハンドルを握り、体調管理をしっかりと行ってほしい。また、これからは夕暮れが早くなるため日中でもライトを点けるなど、自分の命は自分で守るようにしてほしい」などと訴えた。
また、扇山小学校教頭の沢田重和さんと新富良野プリンスホテル管理マネージャー補佐の白井宣行さんが、それぞれの職場で交通安全に取り組んでいる事例発表を紹介した。なお、「ななかまど」など5絵手紙サークルの愛好者41人が、秋の全国交通安全運動に合わせて市民に安全運転など事故防止を訴えた作品71点を今月30日まで文化会館で展示する。
秋の全道新人陸上競技大会で見事初優勝
上富良野中男子4×100メートルリレーで道北勢として初の快挙
北海道陸上競技協会主催の「第18回北海道中学校新人陸上競技大会」で上富良野中学校が男子4×100メートルリレーで見事初優勝を飾った。陸上部創部以来初の全道優勝で、道北勢としても夏、秋を通して初めての快挙を達成した。出場した4選手は「来シーズンに向け自信につながった。全道大会で優勝するのはもちろん、全国制覇を狙いたい」と熱く意気込みを語った。
同大会は今月17、18日、網走市運動公園陸上競技場で開催され、道内の1、2年生のトップアスリートが一堂に会し、トラックとフィールドで行われた各種目にスピードと実力を競い合った。上富良野中は男子4×100メートルリレーを中心に練習を行い大会に臨んだ。同種目には十鳥(とっとり)夏生人(2年)、垣副翔太(2年)、川村隆介(2年)、垣副大地(2年)の4選手が出場。4人の100メートルの自己ベスト記録はいずれも12秒台。双子兄弟の垣副選手は共に12秒01、チームリーダーの十鳥選手も12秒18の好タイムを持っており4人揃って実力が伯仲している。
1年生の時から4人を指導している顧問の北村裕美教諭(35)は、4人の短距離選手としての身体能力に目をつけ、全天候用走路(タータン)を自費で購入して指導を行い、「この4選手で全道、全国制覇を達成したい」という熱い思いで秋の新人大会に臨んだ。4人ともその先生の思いに応え日々のトレーニングに集中して臨んできた。
大会当日は2日間とも気温が低く、2日目の18日は競技開始前から雨が降り続くという最悪のコンディションだった。男子4×100メートルリレーには50チームが出場。17日に予選が行われ46秒60で1位通過。2日目の準決勝ではさらにタイムを縮め46秒55で同じく1位通過。そして決勝(8チーム出場)では、1走を任された十鳥選手が好スタートを切り、2走の垣副翔太選手、3走の川村選手にバトンをつないだ。トップでバトンを受け取ったアンカーの垣副大地選手もその勢いをつけてゴール目指して快走し、優勝候補と目されていた札幌北白石中に約5メートルほど引き離してテープを切った。
レースを終えた4選手は、一部でバトンパスがスムーズにいかなかったというが、ほぼイメージ通りのレース展開ができたという。「優勝を狙っていました。来シーズンに向け大きな弾みがついた。全道大会では必ず優勝したい。そして練習を積み重ねもっと記録を縮め全国制覇が目標です」と熱く語った。
北村教諭は「4人の自己ベスト記録からみて、優勝を狙える自信があったが、低温で雨という悪コンディションの中でよく頑張って力走してくれました。バトンパスが大きなポイントだったがアンダーパスを集中して練習を行ってきた成果が全道優勝につながったと思う。4人とも心身共に成長期にあり、記録はまだまだ伸びると確信している。選手たちには100メートルの自己ベストをさらに0・5秒縮め、アンダーパスの精度をもっと高めれば43秒台も可能。4年前、函館チームが同じようなレース展開で全国優勝を成し遂げている。43秒台で走ることができれば期待できる」と話しており、来シーズンに向け生徒たちの頑張りに大きな期待を寄せている。
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