
参加したのは富良野、上富良野、中富良野、南富良野、占冠の各社会福祉協議会でボランティア活動を展開している団体職員やグループ、さらに高校生など。同講座は富良野沿線でもっとボランティア活動が進み、さらにボランティア同士の強いネットワークを作り、参加して、体験して、交流を図るのを目的に世代を超えて毎年開かれている。
最初に富良野在住の画家でアートファーム南陽館の運営に携わっている盛本学史さんが「スケッチ・デッサン」の体験指導を行った。盛本さんは「絵を見ることで感性が磨かれます。心を養うことにより、それがボランティア活動に役立つことにつながると思います」と話し、スケッチ・デッサンのポイントなどを楽しく指導した。
この後午後からは、東神楽町社会福祉協議会の本間まり子さんが講師を務め、紙袋のリメイクやエコバッグの作成など「身近にできるリサイクル」を指導した。参加者たちは牛乳パックやカレンダーを利用してエコバッグの作り方を教えてもらうなど、身近に手軽にできるボランティア活動を研修した。
増田選手(上富中)がジュニアオリンピック出場

見事優勝を飾った増田選手は2・3年共通の円盤投げに出場。同種目では20人が実力を競い合った。この結果、6投目に24メートル82の自己新をマークした増田選手が念願の全国出場を果たした。
増田選手は1年生の時から砲丸投げなどを中心に各競技大会に出場。昨シーズンは同全道大会で2位に入賞する実績を挙げたが目指していたジュニアオリンピックの出場を惜しくも逃した。「どうしてもジュニアオリンピックに出場したい」という強い気持ちから円盤投げに切り替え、5月から本格的に練習を開始した。
その結果、徐々に遠くへ投げることが可能になり、またターンのコツを覚えたことから20メートルまで記録を伸ばすことができた。全道大会では3位の成績で決勝に残った。そして最後の投てきとなった6投目に自己ベストを82センチ上回る24メートル82センチを出し、2位の選手に70センチ以上差をつけて念願の全国出場を手にした。
増田選手は「砲丸投げは3年生になると2倍近い重さになるので、円盤投げで再挑戦した。どうしてもジュニアオリンピックに出場したかった。それが実現でき、大変嬉しい。ターンのコツを早く覚え、30メートル以上を投げ入賞(8位以内)を目指したい」と気持ちを引き締めている。
このほか3年男子3000メートルで新関友基選手が2位、1年女子800メートルで菅野愛華選手が6位、3年女子200メートルで天野小春選手が6位、2・3年男子円盤投げで高松大樹選手(3年)が8位に入賞する好成績を挙げた。
新関選手らは「顧問の北村裕美先生が全日本マスターズ陸上選手権大会の400メートル競技で優勝し、日本一になった。自分たちも大きな励みになり、来シーズンに向けてもっと練習に打ち込みたい」と笑顔で答えていた。
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