
リーダーを務めた太田さんは「観光甲子園でグランプリを受賞したことを誇りに思っています。富良野緑峰高校流通経済科の生徒として富良野をはじめ、日本を盛り上げることができるようこれからも頑張っていきます」と同長官に今後の意気込みを語った。
これに対して溝畑長官は「これからの日本は観光で世界のトップを目指したい。観光は日本を変える力がある。君たちが観光甲子園でグランプリを受賞したことは素晴らしい。富良野は食べ物が美味しく、文化の面でも全国的に知られたまち。郷土の良さは離れてから良く分かるもの。君たちは富良野を愛する気持ちが強かったことから今回の受賞につながったことと思います。君たち高校生の力で北海道へ日本へ、そして世界に向けてもっと広めてほしい」と熱いエールをおくり、太田さんをはじめ5人の生徒を激励した。
訪問は10分ほどで終わったが、溝畑長官は終始笑顔を見せ、身振り手振りで生徒に喜びを伝えた。太田さんは「長官に対しては怖いイメージを持っていた。しかし笑顔で対応していただきとてもフレンドリーでした。長官の激励に応えたい」と笑顔で話した。
「新酒 富良野」仕込み開始 11月中旬に限定販売

同日早朝、契約栽培農家から昨年より500キロほど多い約2・5トンの原料ぶどう(オリビア)が工場に運び込まれた。仕込み作業は午前8時半から始まり、職員たちが運び込まれた原料ぶどうをベルトコンベアーに乗せ、てきぱきと処理していた。
工場内の大型タンク内で熟成を行い、約2ヵ月間をかけて新酒を醸造し、11月15日夜にワインハウスで開かれる「ふらの華酔祭(かすいまつり)」で使用する。
なお「新酒 富良野」(720ミリリットル)は、11月16日から市内の小売店で限定販売される。本数は約1000本で価格は1300円。
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