
同コンクールは森づくりの一環として平成18年度から実施しており、カラマツ、トドマツ、アカエゾマツの間伐など保育管理を適正に行っている森林所有者を対象に表彰している。佐々木さんと村上さんはカラマツの部で優秀賞、茂冶さんは奨励賞をそれぞれ受賞した。
同局管内は、道内でも有数の林業地帯。中でもカラマツ、トドマツを主体とする人工林が51%を占めており、その大半は保育を必要とする森林。しかし近年、将来への木材価格の不安や事業費の高騰などから、森林所有者の経営意欲が減退し、間伐などの保育管理が遅れているのが現状という。
表彰は同振興局南部森林室富良野事務所の勝矢晃敏所長が行い、村上さんと茂冶さんに表彰状を授与した(佐々木さんは欠席)。同所長は「常に森林を見て回り、活力ある山づくりを行っていただいている。今まで以上に情熱を持って森林経営を行っていただきたい」などと述べ、改めて優良な森づくりの重要性を訴えた。
チャレンジデー 55団体と個人合わせて3213人参加

同イベントは毎年開かれており、今年は「スポーツの力で日本を元気に」をスローガンに開催され、富良野市では初めて実施された。全国で30市22町7村44地域の約106万人が参加し、総人口に対しての参加率は約46%だった。
富良野では、ふらの体育協会(佐伯勝利理事長)が中心となり、実行委員会を組織して各競技団体をはじめ、保育所や幼稚園など各団体に参加を呼びかけて実施した。その結果、3000人を超える市民が参加し、総人口に対しての参加率は約13%だった。
富良野西中学校ではバスケットボール部や野球部などの生徒240人が、校舎からスポーツセンターまでゴミ拾いをしながらウォーキングを楽しんだ。また、ミニバスケットボールクラブに所属している富良野小、扇山小、東小の児童と保護者約80人も駅前からスポーツセンターまでの区間ゴミ拾いを行った。競技団体では富良野ソフトテニス連盟がナイター大会を開催し、20人近い会員が2時間にわたり熱戦を繰り広げた。
主催者側では「市民の参加率30%を目標にチャレンジデーをPRしたが、初めての開催だったこともあり参加率はあまりよくなかった」と話している。なお、人口がほぼ同じの深川市では55・8%の参加率だった。
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