2012年12月4日火曜日

上富町長選 向山富夫氏、圧勝で2選

 任期満了に伴う上富良野町長選と町議補欠選の投開票が2日行われた結果、町長選では現職の向山富夫氏(64)=無所属=が新人の一色美秀氏(67)=同=に大差をつけて2選を果たした。一方、町議補欠選では新人の中沢良隆氏(66)=無所属=が同じく新人の竹山正一氏(60)=同=、同浜本幹郎氏(73)=同=をそれぞれ大差で破り、議席を確保した。なお、投票率は75・28%で前回より7・13ポイント、前々回より3ポイントそれぞれ下回り、盛り上がりに欠けた。なお、2日午前11時から、当選証書の付与式が上富良野消防署会議室で行われ、樋口康信選挙管理委員長が向山氏と中沢氏にそれぞれ当選証書を手渡した。
 町長選は現職と新人の一騎打ちとなったが、向山氏が9年間の議員と1期4年の実績を活かし、各層に深く浸透した結果、4315票を得票し、投票率が大幅に下回ったものの前回よりわずかだが得票を伸ばした。一方、一色氏は前回町議補欠選挙に出馬し、議席を確保して今回の町長選に挑戦した。後援会長との二人三脚での草の根選挙戦を展開したが、現職の壁は厚く2762票の得票にとどまった。
 町議補欠選では、中沢氏が告示直前での出馬表明だったが、元教育長の実績で知名度が高く、町内全域に浸透し4495票を得票し、竹山氏の1307票、浜本氏の954票を大きく引き離しての当選を果たした。
 2選を果たした向山氏の当選報告会が同日夜、プラザトミヤマで行われた。午後10時過ぎ、向山氏は育子夫人(62)と会場に姿を現し、大勢の支持者から拍手で迎えられた。さっそく夫人と共に当選祈願ダルマに墨を入れ、万歳三唱の祝福を受けた。また、孫の千彩さん(9)と美玖ちゃん(4)からも当選の花束が贈られると向山氏は満面の笑顔を見せた。
 この後、後援会長の伊藤里美氏が「4年間、上富良野町民のために蒔いた種が実を結んだ。そして今回の選挙戦では訴えた政策が支持された。また4年間、町民のためしっかりと舵取りをお願いします」とあいさつ。続いて前衆議院議員の佐々木隆博氏や能登芳昭富良野市長など12人の来賓が向山氏の再選を喜び、新たな町政に大きな期待を寄せる祝辞を述べた。
 これに対して向山氏は、選挙戦を共に戦った後援会など多くの人たちに感謝とお礼の言葉を述べた後、「これからの4年間も町民と同じ目線に立ち、心を一つにして絆を確認したい。上富良野町は今年開基115年になる。まだ道半ばだが次の世代のために隅々まで光が当たるまちづくりを進めていきたい」などと2期目に向けての意気込みを会場の支持者らに伝えた。



国際、全国大会での活躍を誓う

 軟式野球の国際大会、バドミントン競技と少林寺拳法の全国大会に出場する選手計7人が11月30日、市役所を訪れて、能登芳昭市長と宇佐見正光教育長にそれぞれ意気込みを語った。
 富良野東中学校野球部の田中寿弥さん(3年)が、北海道選抜選手に選ばれ、今月9日までに台湾(嘉義市)で開催される「第1回U―15アジア・オセアニア軟式野球国際選手権大会」に出場する。田中さんは投手で24人の北海道代表選手に選ばれた。投手は9人おり、「ぜひ、優勝してきます」と力強く意気込みを語った。同大会は2日から始まり9日までの日程で開かれる。
 富良野バドミントンジュニアクラブに所属する西尾奈純さん(扇山小6年)と七宮優羽さん(同5年)が今月23日から27日まで静岡県袋井市で開催される第21回全国小学生バドミントン選手権大会女子ダブルス6年生以下の部に出場する。
 西尾・七宮ペアは8月に小樽市で開催された第31回北海道小学生バドミントン大会で準優勝し、3年連続の全国大会出場。過去2大会はいずれも2回戦で敗退。このため「ベスト8が目標です」と力強く報告した。
 富良野少林寺拳法協会に所属する、青木賢祥さん(富良野西中1年)、佐藤佑亮さん(富良野東中1年)ペアと塚田康生さん(富良野小6年)、土田龍さん(同)ペアが7月に札幌市で開かれた第32回北海道少林寺拳法大会組演武の中学生男子の部と小学生の部で共に1位となり、2012少林寺拳法全国大会inかながわに出場。同大会は神奈川県横浜市で1、2日に開催されたが、青木・佐藤ペアは「上位入賞が目標」、塚田・土田ペアは「必ず優勝してきます」と力強く意気込みを語った。
 これに対して能登市長と宇佐見教育長は「それぞれの大会でベストを尽くし、日頃の練習成果をいかんなく発揮して下さい」などと激励し、国際大会、全国大会での活躍に大きな期待を寄せた。

2012年12月3日月曜日

富良野市民生委員児童委員協議会 全国表彰される

 富良野市民生委員児童委員協議会(橘勝治会長、52人)が、優良協議会として全国表彰を受けた。10月18日に東京で開催された「平成24年度第81回全国民生委員児童委員大会」記念式典で表彰された。11月26日午後、橘会長、古田秀夫副会長ら10人の委員が市役所を訪れ、能登芳昭市長に受賞報告を行った。
 同協議会は、男性30人、女性22人の計52人で構成し、一人暮らしなど高齢世帯の支援活動を行っている。この中で平成22年度から2か年にわたり、北海道民生委員児童委員連盟から「地域支援調査(住民支え合いマップ調査)事業」の指定を受け、52人の委員が連携して、市内全域で調査を実施した。
 作成したマップは、従来の福祉マップとは異なり、地域での孤立や引きこもりの状態にある住民の発見、要支援者が地域や近隣とどのように関わっているのかなどのつながりを図上で整理し、適切な相談や、お互いを支え合う体制の整備、地域課題の発掘などに大きく寄与している。
 このような取り組みは災害発生時に形骸化してしまいがちだが、このマップを作成したことから、昨年9月に発生した大雨による洪水避難の災害発生時に迅速な避難誘導にも生かされ、緊急時の要援護者救援などに大いに役立ったという。
 報告を受けた能登市長は「団体として表彰されたことは素晴らしい。民生・児童委員の仕事内容は目立たないが中身の濃い仕事をしている。団体としての受賞は大変名誉なこと」などと橘会長ら委員の地道な活動に対して改めて労をねぎらった。
 これに対して橘会長は「私たち委員一人ひとりは地べたを這うような仕事をしています。今回作成したマップは先輩委員の協力があったことから受賞につながった。しかし、委員の高齢化に加え、民生・児童委員の新規加入が少なく、課題が多い。住民ニーズに応えるには行政の力が必要」などと訴えた。



富良野オムカレー市民還元キャンペーン 3日から1週間

 富良野オムカレー推進協議会(谷口正也会長)は、JAふらの百合根部会(蜂谷敬二部会長)と連携して、今月3日から9日までの7日間、「富良野オムカレー市民還元キャンペーン」を実施する。同オムカレーには市内で収穫された冬の旬野菜「ゆり根」を調理し、加盟11店舗で、通常800~1000円の富良野オムカレーを、ふらの市内共通商品券(500円券)1枚で提供する。
 同百合根部会との連携は今回で3年目。主に東山地域で栽培されているゆり根の消費拡大の一環として始まった。同部会の栽培戸数は40戸で栽培面積は8ヘクタール。年間、5キロ入りで2万5000ケースを出荷し、約1億円の販売実績という。しかし、耕作者の高齢化や栽培面積の減少、さらに食生活の多様化からゆり根の消費量が徐々に減ってきているのが現状という。
 こうした状況を踏まえて、富良野の冬の旬の野菜として、一人でも多くの消費者にゆり根の美味しさと消費拡大をPRするため、富良野オムカレーとドッキングしたもの。
 キャンペーンを前にして11月27日夜、蜂谷部会長(59)が提供店の「民宿・お食事 正直村」=北の峰町=を訪れ、店主の笹木正春さんに5キロ入り(62玉)のケースを手渡した。蜂谷部会長は「生産されたゆり根の多くは、関東・関西方面に出荷しているが、富良野市内でも徐々に消費が増えてきている。今年は好天に恵まれ高品質のゆり根を収穫することができた。8日には、ゆり根ご飯の試食と販売会をフォーレスト店で行い、来店者にゆり根の美味しさをPRします」と話す。
 ゆり根の提供を受けた笹木さんは「素材の美味しさを味わってもらいたく、シンプルに蒸して提供します。キャンペーン期間中にゆり根を添えた富良野オムカレーをぜひ食べて欲しい」と期待を寄せている。
 なお、富良野オムカレーは平成18年3月に富良野市のご当地グルメとして誕生して以来、6年が過ぎており、今年8月時点で計40万食を達成している。

2012年11月29日木曜日

現職と新人の一騎打ち 上富良野町長選告示、5日間の舌戦

 任期満了に伴う上富良野町長選挙と町議会議員補欠選挙が27日告示された。町長選には現職で2期目を目指す農業の向山富夫氏(64)=無所属=と新人で小売業の一色美秀氏(67)=同=が予定通り立候補し=届け出順=、12月2日の投票日に向け、町を二分する一騎打ちに突入した。一方、町議会議員補欠選には、いずれも新人で無所属の飲食業浜本幹郎氏(73)、無職中沢良隆氏(66)、貸家業竹山正一氏(60)=届け出順=が出馬し、1議席を巡り、5日間の熱い選挙戦を繰り広げている。同日は早朝から雪が断続的に降り、時折り強風が吹く悪天候となったが、各候補は選挙カーに乗り、新しいまちづくりに向けた政策を訴えながら、有権者に支持を訴えていた。
 向山陣営の出陣式は午前8時40分から、大町1丁目2番1号に開設した後援会事務所で行われた。当初、選挙事務所前で第一声を上げる予定だったが、前日からの悪天候のため急きょ、事務所内に変更した。
 はじめに伊藤里美後援会長が「向山候補の4年間の実績を多くの有権者に訴えてきたが、今後、4年間も町政の舵取りをしっかり行ってくれるものと確信している。今回の選挙戦は盛り上がらないと予想されており、投票率の低下が心配されている。寒い選挙戦になるが一人でも多くの有権者が投票するよう訴えていきたい」と事務所いっぱいに集まった支持者に変わらない支持を改めて訴えた。
 続いて向山候補が「これまで多くの町民から支持を受けているが、選挙戦を通してさらに拡大していきたい。4年前に町の隅々まで行き届いた行政を行いたいと訴えたが、今回の選挙でもその方針は変わらない。幸せで豊かなまちづくりに向け、私の思いを強く訴え、町民一体となって50年先、100年先に向けた基盤づくりを固め、引き続き2期目の舵取りを行いたい」などと、新しいまちづくりに向けた意気込みを語り、一層の支持を訴えた。
 向山候補の基本政策は①安心安全が実感できるまちづくり②自衛隊・駐屯地との信頼強化で共存共栄が実感できる地域づくり③活気が実感できる力強い産業の基盤づくり④思いやりと支え合いで築く温かい福祉で幸せを実感できるまちづくり⑤郷土を愛し、いきいき・のびのびとした人づくりで元気が実感できるふるさとを
 一方、一色陣営は、午前9時前から町内栄町の選挙事務所で出陣式を行った。式では、選対役員の伊藤信夫氏が「これより出陣の儀式を行います」などと、集まった多数の支持者に呼びかけ、支持者全員で必勝祈願の神事を執り行った。続いて、村上重幸後援会長が「町長選立起に至るまでには紆余曲折がありましたが、皆さんの熱意ある多大な支援などを受け、本日を迎えることができました。本日のこの悪天候は一色候補に対する試練と考え、最後まで頑張り抜いて勝利を得たい」などと改めて理解と協力、支持と支援の拡大を求めた。
 この後、一色候補は「4年前に町議会に送り出していただいたが、正直、何もできませんでした。その反省を胸に今回立起を決意しました。今、上富良野町は他の町村と比べると全てにおいて遅れを取っています。予算やお金がなければ、アイディアと努力によって町を変えていこうじゃありませんか」などと前置きした上で「これからの5日間は大変厳しい戦いになります。私は町民の皆さんに5項目のやりたいことを訴えてまいります。どうか一度チャンスを下さい。そのためには皆さん一人ひとりの力が必要です」などと力強く第一声を上げた。
 一色候補の基本政策は①上富良野高校廃校秒読み②小規模多機能型居住介護施設、認知症グループホームの施設を各地域に③ムダカット 町議会議員定員14名から10名、町長給与20%カット④上富良野道の駅「てんてんモール」⑤町ぐるみ自衛隊応援隊 災害救助復興の町



北海道社会貢献賞
観光事業功労で黒岩岳雄さん、地域医療貢献で川村五郎さん

 観光事業功労で前ふらの観光協会会長で市議会議員の黒岩岳雄さん(67)、地域医療貢献で富良野市末広町の医師川村五郎さん(77)が平成24年度北海道社会貢献賞をこのほど受賞し、能登芳昭市長に受賞の喜びを報告した。

黒岩さん 14年間、観光協会会長を務める

 黒岩さんは平成10年6月から14年間にわたり会長を務め、今年5月に退任した。黒岩さんは20年近くにわたり、同協会の役員として活躍。この間、会員拡大による財政基盤を確立するとともに、法人化に向け、協会事業の基盤強化に尽力した。特に刻一刻と変わる観光ニーズへの対応や、通年型・滞在型観光地の形成、積極的な情報発信と宣伝誘客の強化、おもてなしの向上に寄与。
 また、外国人観光客にも対応した観光地づくりに積極的に取り組み、「国際観光センター」を設置し、国と連携した事業等を積極的に展開し、顧客が満足する観光地づくりを進めるなど、地域の観光振興を通じて北海道の産業経済の発展に貢献した。
 黒岩さんは今月16日に能登市長に受賞を報告した。同市長は「富良野市の観光発展に長いこと尽力していただき、ご苦労さまでした。これからも観光振興のため、もう一度一肌脱いで下さい」と受賞を喜んだ。これに対し、黒岩さんは「皆さんの協力で長い期間会長を務めることができました。これからも少しでも地域の活性化に努めることができればと思っています」と受賞の喜びを語った。
川村さん 44年間にわたり地域医療に貢献

 川村さんは、今月11日に札幌市で開催された北海道医師会創立65周年記念式典で表彰された。
 川村さんは、昭和37年、北海道大学整形外科に入局後、同43年に社会福祉法人北海道社会事業協会富良野病院整形外科医として従事した。その後、現在地に整形外科医院を開業し、44年余にわたり、富良野地域の保健・地域医療の向上に尽力。
 その傍ら、北海道医師会救急医療対策部会会員として、道内の救急医療の充実に努め、富良野市においても16年間にわたり富良野医師会救急担当医師として、保健・医療の一層の向上を期すため、講演・指導助言など、広く住民への啓蒙普及に努めた。
 また、過疎化に伴う公共交通機関の合理化や高齢化により交通弱者が増加する中、現在では、自らが経営する整形外科医院において通院送迎車を導入・運行し、患者の利便向上に努めている。さらに、富良野西中学校、布部小中学校の学校医として32年間にわたり、児童生徒の健康管理や体位向上に積極的に取り組んでいる。
 川村さんは27日午後、市役所を訪れ、能登市長に「ひとえに皆様の推挙で受賞できたことに感謝しております。小さな一歩ですが私の足跡を残すことができ、嬉しい。これからも体の許す限り、老骨に鞭打ち地域医療の向上に努めたい」などと受賞の報告を行った。
 これに対して能登市長は「川村さんは地域医療の草分けの一人です。高齢化の中で長年にわたり学校医も務め、さらに富良野医師会でも活躍するなど、地域医療に対して幅広く尽力し、大きな貢献をしています」などと受賞を祝福した。

2012年11月27日火曜日

平成24年度富良野市青少年表彰式 2団体と1個人

 富良野市教育委員会主催の「平成24年度富良野市青少年表彰式」と「文部科学大臣表彰伝達式」が勤労感謝の日の23日、富良野文化会館でそれぞれ行われた。はじめに文部科学大臣表彰伝達式が行われ、能登芳昭市長が西出正人・扇山小学校PTA会長に表彰状を伝達し、長年にわたり地域と連携した幅広い活動を評価し、ねぎらいの言葉を贈った。また優良青年表彰では、富良野彌榮太鼓保存会少年部、富良野市青少年サークルね~びるの2団体と、野球指導員として国内外で普及活動を続けている、西扇山2の出合祐太さん(29)を表彰した。
 文部科学大臣表彰は、一昨年の富良野図書館、昨年の富良野小学校学校支援ボランティア活動に次いで3年連続の受賞という快挙。



待望のスキーシーズン到来

 いよいよスキーシーズン到来―富良野スキー場富良野ゾーンの山頂付近のコースが23日、オープンした。同スキー場は今月17日からシーズン入りを予定していたが、前日まで山頂付近でも積雪はゼロだった。しかし、18日から22日までにかけて断続的にまとまった雪が降り、富良野ロープウェー山頂付近で60センチ、山麓でも20センチの積雪となった。シーズン入りは昨年より1日のみの遅れだった。
 23日から25日にかけても連日雪が積もり、3日間で約1000人が詰めかけ、初滑りを楽しんでいた。特に今シーズンから小学生以下のリフト料金無料化となったことから、家族連れのスキー客が目立って増加した。
 オープンしたのは全長約800メートルの白樺コース、スピースコース、ザイラーコースの上部。

2012年11月22日木曜日

扇山PTAに文部科学大臣表彰

 長年にわたりPTAの健全な育成と発展に寄与した優良PTAとして、市立扇山小学校PTA(西出正人会長、会員数380人)が、文部科学大臣表彰を受賞することになった。きょう22日、東京で表彰式が行われ、西出会長と高田賢司学校教育課長が出席する。
 同PTAは昭和34年に設立され、「たくましく、心身共に健康な子供の育成」を目指して積極的な活動を展開している。中でも、地域との連携による「子どもネットワーク」や「おやじの会」の活動など、地域全体で子供たちを育む環境を作り上げており、近隣の各学校の模範となっている。
 おやじの会と連携した事業では、夏祭りin扇山「子ども盆踊り大会」を毎年8月に開催し、子供たちや保護者をはじめ、地域住民も多数参加し、真夏の夜のイベントとして人気を集めている。冬にはウィンターフェスティバルを開催し、児童と保護者が多数参加し、冬のイベントを楽しんでいる。さらに沖縄県宜野座子供会・育成会との交流を定期的に行っており、北と南の子供たちと保護者が楽しんでいる。
 またPTAが参画している学校支援ボランティアによる本の読み聞かせ「朝読書」実施と合わせ、「PTA図書」を開設し、会員が厳選した本を児童や会員に貸し出し、読書活動の定着を図っている。
 なお、道内では扇山小PTAのほか、4団体が表彰される。



ナイター・中学・朝野球の総合閉会式開く

 富良野軟式野球連盟(高橋尚志会長)主催の「平成24年度ナイター・中学・朝野球」総合閉会式が10月27日夜、富良野スポーツセンターサブアリーナで開かれ、リーグ戦の優勝チームや優秀選手賞などチームと個人表彰を行い、今シーズンの活躍を称えた。
 同リーグ戦は5月末から8月末にかけて行われた。エントリーしたのはナイターリーグに富良野消防など7チーム、中学リーグに富良野西中Aなど11チーム、朝野球リーグに富士スポーツなど7チーム。朝野球とナイターリーグは2回戦総当たりで行われ、朝、夕、夜に熱戦を繰り広げた。
 またこの結果、ナイターリーグで富良野消防署が8勝2敗2分け、中学リーグで富良野西中Aが9勝1分け、朝野球で富士スポーツが10勝1敗1分けの成績を収め、それぞれ優勝した。個人表彰では優秀選手賞にナイターリーグの本多佑生選手(富良野消防署)、中学リーグの髙橋歩選手(富良野西中A)、朝野球リーグの佐藤公俊選手(富士スポーツ)がそれぞれ選ばれ、表彰された。
 高橋会長がリーグ戦の1~3位のチームに賞状、優勝旗、楯などを授与し、さらに優秀選手賞、敢闘選手賞、優秀投手賞、打撃賞など各部門で活躍した選手を表彰した。総合閉会式には北猛俊市議会議長、本間勲道議会議員などが来賓として出席して祝辞を述べ、優勝チームや表彰された選手の健闘を称えた。

2012年11月20日火曜日

富良野市 新年度予算編成始まる

 富良野市は16日、平成25年度の予算編成打ち合わせ会議を保健センターで開いた。各部局の部課長、係長、一般職員約100人に、新年度の富良野市予算編成方針をはじめ、予算編成に向けた財政状況や予算要求基準、予算編成日程などを説明した。冒頭、能登芳昭市長は平成25年度の編成予算方針として、学校整備、農業問題、観光など基本的な取り組みを語った後、①第5次富良野市総合計画②「身の丈にあった予算」の堅持③「協働のまちづくり」の推進④「環境」に配慮した施策の推進⑤施設の長寿命化への対応―の5つの基本方針を挙げ、「富良野市の財政は良好だが、無駄のない予算編成を行ってほしい」などと出席した職員に理解と協力を求めた。
 富良野市の財政は、平成20年度から22年度までに実施した「富良野市財政健全化計画」に記された『身の丈にあった予算』の考え方に基づき、計画の終了後も引き続き、歳入の確保と人件費等の経常経費をはじめ、各経費の抑制に取り組んできた。
 この結果、平成20年度以降、財政調整基金等の貯金に依存することなく健全な財政運営を継続しており、同23年度の一般会計の決算でも、2億4700万円の実質収支、財源とした財政調整基金繰入金8000万円を除いても、1億6700万円の黒字収支を維持した。
 また、地方公共団体財政健全化法に基づく財政健全化判断比率も、健全化計画に基づく自主的な改善努力が求められる「早期健全化基準」を大きく下回っており、全道都市との比較でも上位に位置している。
 しかし、将来における富良野市の財政環境は、歳入面で、景気低迷の長期化や人口の減少(特に労働人口の減少)による市税収入の減、歳出面で、人口の高齢化に伴う社会福祉関係経費の増や公共施設の老朽化に伴う改修・修繕経費の増など懸念材料が多く、これに加え、富良野市の財源の中で最も大きなウエイトを占める地方交付税も国財政の悪化や制度改正等により、先行きが不透明なことから、決して楽観できるものではない。
 同会議では、総務部財政課の担当者が予算編成に向けた財政状況、予算要求基準、予算編成日程、予算資料の作成などの説明を行った。この中で予算要求書の提出期限(一般会計、特別・企業会計、広域連合)を今月30日までとし、12月3日から同下旬にかけて財政課要求内容のヒアリングを行う。そして1月中旬から同下旬にかけて理事者による査定が行われ、2月中旬までに予算案決定総括打ち合わせ会議を行う予定。 



ようやく初雪 観測史上最も遅い記録

 富良野地方も18日、平年より26日、昨年より46日もそれぞれ遅い初雪が観測され、最も遅い記録を更新した。同日午前、みぞれが降り出し、夕刻にかけて雪に変わった。19日午前中にかけ、白い雪が断続的に舞い、田畑や道路、家屋、樹木が真っ白に雪化粧し、ようやく冬将軍の到来となった。
 旭川地方気象台の発表によると、同日、北海道の上空には強い寒気が入り、雪の降りやすい状態となった。これまで初雪が最も遅れたのは旭川市で昭和2年の11月13日だった。平年の初雪は10月23日。
 富良野地方では昨年の初雪が10月3日で旭川市と同じだった。しかしその後、高い気温の日が続き、11月14日まで全く雪が降らなかった。今年も記録的な暑さが続いたためか、初雪も記録的に遅くなり、富良野でも観測史上最も遅い記録となった。
 この初雪で富良野スキー場富良野ゾーンの山頂付近では、待望の本格的な降雪となった。同スキー場によると約30センチの積雪という。しかし例年に比べ日中の気温が高く、人工降雪機の使用がまだできないため、営業開始日はまだ未定。

2012年11月19日月曜日

おはなしの会「どんぐり」受賞 優良読書グループ北海道表彰

 北海道読書推進運動協議会が主催する「優良読書グループ北海道表彰」の伝達式が14日午後、富良野市教育委員会教育長室で行われ、宇佐見正光教育長が、おはなしの会「どんぐり」(渡辺美代代表、会員数15人)に表彰状を伝達した。
 同会は平成16年9月、渡辺代表ら3人で結成。以来、市立富良野図書館で毎週水曜日の午後3時から30分間、就学前の乳幼児を対象に絵本の読み聞かせ活動を行っている。現在の会員数は男性を含め15人。年齢は40歳代から70歳代で主婦や元教員などで構成している。
 これまで渡辺代表を中心に、毎月第1水曜日に市立図書館で定例会を開き、読み聞かせに適した絵本・児童書の情報収集や調査研究活動を行うほか、「図書館まつり」「こどもの図書館まつり」の実行委員会に参加し、さらに小学校で開かれるブックフェスティバルを支援している。
 読書活動の内容では、市立図書館で8年間にわたり、毎週水曜日に絵本の読み聞かせ「どんぐりおはなし会」を開催し、年間40回。参加者は年間約700人に上っている。さらに毎年クリスマス会を実施し、行事を通して読み聞かせの拡充活動を行っている。
 このほか、母親の読書相談に携わるなど、家庭における親子読書の推進にも大きな実績を挙げている。また、小学校における読み聞かせ活動を先導的に行い、現在約90人の学校支援読み聞かせボランティアの中でも中心的な役割を果たしている。
 表彰状を伝達した宇佐見教育長は「子供たちに読書の楽しさ、素晴らしさを伝えている。さらにブックフェスティバルなど地道な活動にも協力をいただいている。長年にわたる読書活動で市内の子供たちの学力が伸びてきており、心の豊かさにつながっています」などと渡辺代表ら出席した5人の会員に感謝の言葉を述べた。
 渡辺代表は根室管内で20年、別海町で10年にわたり読書活動を行い、平成16年に富良野に移住してからも活動を続けてきている。「富良野に来てからも読書活動を続けたいと思い、3人で会を作りました。今回の受賞は会員みんなの大きな励みになりました。常時8人が集まり、読書活動を続けています。子供たちに、そして仲間に会うのがとても楽しみです。みんなとてもいい関係で活動を続けています」などと受賞の喜びを語った。



「森の楽団」を制作 布部小中の児童生徒が挑戦

 新富良野プリンスホテルのニングルテラスで、富良野塾の店「森の楽団」を経営している髙木誠さんが14日、布部小中学校(吉田孝則校長、児童生徒数18人)で、ニングルテラスの体験活動を行い、樹木の枝や幹など周りにある草木を材料に楽器を演奏する「森の楽団」制作の楽しさを子供たちに伝えた。
 髙木さんは元富良野塾生。卒業後、富良野に住み、ニングルテラスの一角で「森の楽団」を経営し、訪れる観光客を楽しませている。髙木さんは「富良野に住み始めて今年で18年目。これまでお世話になったお礼として子供たちにクラフト体験会を開きました」と同校を訪問し、子供たちと交流した。
 体験会では、ヤナギやカエデ、シラカバなどの小枝やラベンダーの茎、どんぐりなどで作ったニングルの胴体、腕、足、頭など、さらにトランペット、チェロ、コントラバス、バイオリン、ギターなど楽器をパーツごとに用意し、それを木工ボンドを塗りながら組み立てていく作り方を教えた。
 子供たちの中には足を逆につけたりするなど悪戦苦闘しながら約1時間で楽器演奏をする高さ10センチほどのニングルを完成させていた。女子中学生は「すでに出来上がった手足や頭を取り付けるだけだったが、細かな作業で大変でした。身近にある小枝でこんな素晴らしい人形ができるなんてすごいですね」と出来上がったニングルを手に嬉しそうに話した。
 髙木さんも「周りにはたくさんの材料が揃っています。少し手を加えれば素敵な作品が出来上がります。子供たちにクラフト工芸の楽しさを少しでも伝えることができれば嬉しいですね」と話していた。